マウスピース矯正の種類と特徴について徹底解説!
あなたに最適な装置の選び方
こんにちは、群馬県高崎市のアクア矯正歯科クリニックです。
近年、新しい矯正治療法として「目立たない」「取り外せる」というメリットからマウスピース矯正を選ばれる方がとても増えています。しかし、いざ調べてみると「インビザライン」「キレイライン」など多くのブランド名が出てきて、「結局どれがいいの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
マウスピース矯正は、大きく分けて「歯並び全体(噛み合わせ)の治療が出来るタイプ」と「前歯などの気になる部分を安価に治すタイプ」の2つに分類されます。
今回は、主要な8種類の装置について、それぞれの特徴やメリット・デメリットを分かりやすく解説します。

1. 歯並び全体をしっかり治せる装置(全顎矯正)
奥歯を含めた全体の噛み合わせの改善や、抜歯が必要な難しい症例にも対応できるマウスピース型矯正装置です。移動量に応じて治療期間がかわりますので、軽度な患者様の場合は短期間で治療が終わるケースもあります。抜歯による治療が可能なため、口元をさげることも可
① インビザライン (Invisalign)
世界100カ国以上、1,800万人以上の圧倒的な症例実績を誇るマウスピース型矯正のパイオニアです。
- 特徴: 膨大なデータに基づいた精密なシミュレーションが可能。
- 利点: 奥歯の治療や抜歯治療を含め、幅広い症例に適用可能です。比較的大きな歯の移動が出来るため、治療前後の変化が大きくなります。アタッチメント(歯の表面の突起)により、複雑な歯の動きも比較的可能です。
- 欠点: 安価なマウスピースと比較すると、治療費が高く感じられます。装置は1日20時間以上の装着が必要です。
② シュアスマイル (SureSmile)
歯科医療機器大手のデンツプライシロナ社が開発したシステムです。
- 特徴: マウスピースの辺縁のカット形状が、歯の形に合ったタイプとストレートのタイプから選択出来ます。またマウスピースの材質が硬めなのが特徴です。加速装置のV proという装置が付いてくるのも大きな特徴です。
- 利点: インビザライン同様幅広い症例に対応出来ること、大きな変化が得られることが利点です。辺縁のカットの形や、硬さの違いによりインビザラインと比較して、治療期間の短縮が期待できる場合があります。
- 欠点: 治療費が相対的に高めなこと、対応可能な歯科医院が少ないことなどがあります。
③ エンジェルアライナー (Angel Aligner)
中国発の装置でアジア圏で高いシェアを誇り、アジア人(主に中国人)の治療データを最も保有しているため、日本人向きといえる可能性があります。中国では、20年以上の治療実績があるとされています。
- 特徴: 1つのステップで柔らかい素材と硬い素材を使い分けるエンジェルアライナープロというシステムがあります。ゴムをかけるためのボタンがマウスピースに組み込まれているのも特徴的です。
- 利点: 基本的にインビザライン等の装置と同じですが、独自の利点として予め治療のためにかかる力の反作用を消す仕組みを最初から治療計画に組み込んでいたり、特にアジア人の抜歯症例などのデータが豊富で日本人にもマッチしているとされています。
- 欠点: 日本国内での導入から約1.5年と日が浅く認知度低い、扱っている歯科医院がかなり少ないことが欠点といえます。
④ スマーティー (Smartee)
エンジェルアライナー同様、中国発の装置です。他の装置にはない、様々なオプション装置が特徴的な装置です。当院では導入の準備中なため、詳細はまだご説明出来ません。
- 特徴: スマーティーは治療の選択肢となるオプションががとても豊富です。マウスピースの形を変えて顎の幅を広げたり、前方に引っ張るような装置を組み込むことも出来ます。
- 利点: インビザライン等と同じですが本装置の特徴としては豊富なオプションがあるため、汎用性が高く他の装置よりも幅広い症例に対応可能と考えられます。
- 欠点: 日本導入から日が浅い、取り扱っている医院が少ないなどです。
2. 前歯を中心に安価に治せる装置(部分矯正・格安矯正)
「前歯のすき間」や「軽微なガタつき」を中心に治療する方法で、コストと治療期間を抑えた治療方法です。最近は全体の治療も可能とされている場合が多く、治療期間は短く設定されています。
⑤ キレイライン (Kireilign)
日本で非常に知名度の高い「目安2.2万円から」始められるマウスピース矯正です。
- 特徴: 1回ごとにマウスピースを作る「都度払い」が可能。
- 利点: 非常に安価で始めやすく、前歯の見た目を手軽に改善できます。ホワイトニングとの併用が可能です。
- 欠点: 奥歯の治療、噛み合わせの改善は出来ないとされています。一部抜歯の治療も可能と考えられますが、ある程度以上の叢生や前突の患者様には対応不可と考えられます。気になるところが多いと追加の治療が多くなる場合もあり、結局費用がかさむこともあるようです。運営事務局のサポート体制が限定的(メール対応のみ)ということも欠点として挙げられています。
⑥ hanaravi (ハナラビ)
オンライン相談やLINEサポートが充実した、現代的なマウスピース矯正です。
- 特徴: 歯科医師がプランを監修し、自宅に装置が届くシステムです。hanaravi側の案内では、通院は全体で平均1.3回、1〜3回程度が多いとされています。
- 利点: 通院回数を最小限に抑えられるため、忙しい方に向いています。
- 欠点: キレイラインと同様前歯の治療が中心と考えられます。この仕組み上、軽度〜中等度寄りの症例向きに考えるのが無難で、抜歯が必要な症例、咬み合わせの大きなずれ、歯根コントロールが重要な症例では限界が出易いと考えられます。対面で頻回に微調整したい人には不向きな場合があります。これは学会の「細やかな治療が受けられる体制を選ぶべき」という見解とも整合します。
⑦ oh my teeth (オーマイティース)
「通わない矯正」をコンセプトに、通院を極限まで減らしたサービスです。
- 特徴: 原則、最初のスキャン時のみ来院。以降はアプリで進捗管理します。
- 利点: 期間が短く(最短3ヶ月〜)、定期的な通院のストレスがありません。公式案内では通院は原則不要、プランは平均3か月、料金は一律で追加料金なしが原則という分かりやすさが強みです。現行案内では Basic 33万円、Pro 66万円の2プランが中心です。
- 欠点: 低価格・短期の設計ぶん、前歯中心の部分矯正向きになりやすく、奥歯を含む咬合改善や難症例には不向きなことがあります。破損・紛失などでは別料金が発生しうる点にも注意が必要です。自分で装着時間を徹底管理する必要があり、自己管理に自信がある患者様向けの装置です。
⑧ マウスピース矯正ローコスト
全国の歯科医院と提携し、10万円台から66万円で提供されるシステムです。
- 特徴: 基本的には前歯に特化し、抜歯を伴わない軽度の治療を対象としており、最近は全体の治療も可能とされています。
- 利点: 低価格ながら、提携歯科医院で対面の診断が受けられます。歯科医院で管理されている分通わない装置よりも通院の手間がありますが、安心感があります。
- 欠点: 他の低価格のマウスピース矯正と同様、奥歯を動かす大きな移動や抜歯を伴う治療には対応していないと考えられます。
3. 【比較表】全顎矯正 vs 部分(格安)矯正
| 項目 | 全顎矯正(インビザライン等) | 部分矯正(キレイライン等) |
|---|---|---|
| 主な目的 | 噛み合わせ、全体の美しさ | 前歯の見た目改善 |
| 費用目安 | 60万円 〜 100万円 | 10万円 〜 40万円 |
| 期間目安 | 1年 〜 2.5年 | 3ヶ月 〜 1年 |
| 適応症例 | ほぼすべての症例(抜歯含む) | 軽度のガタつき、すきっ歯 |
まとめ:失敗しない装置選びのポイント
安さだけで選んでしまうと、後から「あまり変わらなかった」「追加費用で結局高くなった」などのトラブルに繋がることもあるようです。
また、通院の回数は少ないほうが楽ですが、間隔が長いほど問題があっても放置されてしまい大きなトラブルに発展してしまうことも考えられます。
大切なのは、「自分の歯並びには、どの装置が合っているか」を歯科医に診断してもらうことです。
アクア矯正歯科クリニックでは、患者様一人ひとりのライフスタイルとご希望に合わせた最適なプランをご提案しております。まずは無料カウンセリングで、あなたの理想の笑顔への一歩を踏み出してみませんか?