成人矯正とは
歯を移動させて歯並びを整える
最近、大人になってから矯正治療を始める方が増えています。小さな頃からずっと気にしてきた歯並びや、口元の悩みを解消するために思い切って治療を受けようと思われる方が増えているのだと思います。
成人矯正とは、歯がほぼすべて永久歯に生え変わった人が対象になります。一般的に、11 歳~14歳くらいで永久歯に生え変わりますので、小学校高学年のお子さんが矯正治療をする場合は、成人矯正を受けることになります。
経験豊富な
矯正歯科医が治療を担当致します
大人の矯正治療は歯周組織と骨組織が完成されているため、子どもの矯正治療より痛みを伴うことがあります。できるだけ治療期間中快適に過ごしたいという患者さまのご要望にお応えするため、可能な限り新しい治療方法を取り入れ、患者さまの症例に合わせて、長年で養った技術で対応していきますのでご安心ください。
お仕事の関係で目立つ矯正装置がつけられない方でも、矯正治療にチャレンジできるように、透明なマウスピースによる矯正や、リンガル矯正などもおこなっています。歯並びのことでお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。
成人矯正のメリット・デメリット
大人で矯正治療を検討される方の多くは、「綺麗な歯並びになりたい!」という理由です。しかし、成人矯正歯科には、見た目の改善以外にもメリットがあります。
自信が持てる
歯並びを綺麗に治すことで自分自身の自信につながり、心理的なストレスから解放されやすくなります。
発音が改善される
歯並びが原因で発音が悪い人がいます。発音が悪いと会話をしていても、聞き取りにくく、職業上、困るという理由で矯正治療をされる方もいらっしゃいます。
口腔機能の正常化
歯並びが悪いため、物を噛むことで出来ていない方が意外に多いようです。噛むことは、大切な口腔機能の1つです。口腔機能を正常化することによってよく噛んで食べることが可能になり、胃腸に負担がかかりにくくなります。
歯の保存
歯並びが悪いことが原因で虫歯や歯周病に罹患する可能性が高まり、歯を失う可能性が上がります。長期的に大切な自分の歯を残していく意味でも矯正治療は有効です。
- ・担当医師の技術で治療期間や仕上がりが大きく変わる
- ・子どもと比べて矯正装置に慣れるまでに時間がかかる
- ・仕事の関係上で治療のための矯正装置が制限される
顔貌との調和
歯並びだけでは見た目の調和はできない
歯並びがきれいになっただけでは、見た目の改善にはつながりません。歯は、顔全体と調和することで、きれいになります。当院で考える矯正治療は、顔貌との調和まで考慮した矯正治療を行っています。
笑顔を作ったとき、上の唇が上がります。その際、どのくらい歯茎が露出するかは人によって個人差がありますが、適度に露出している方が美しいとされています。
前歯部分において、歯と歯茎が作るラインをガムラインといいます。ガムラインが左右対称できれいな曲線を描いていると美しい状態になります。
顔を横から見たときに、鼻の頭、唇、顎が一直線上にあると美しいとされています。矯正治療をすることで、出っ歯や受け口が改善し、きれいなエステティックラインを描き、バランスの取れた顔立ちになります。
鼻を中心線にして、顔は左右対称になっています。上の歯並びの中心、下の歯並びの中心、鼻の中心線を一致させることで、顔と歯のバランスが取れるようになります。
当院でおこなっている矯正
専門歯科ならでは!様々な装置・治療法に対応しています
各装置、治療法について、ホームページの情報だけでは理解するのは難しいと思います。当院では、カウンセリングを行っています。装置、治療法について詳しくご説明致しますので、お気軽にご利用ください。
ワイヤー矯正(メタルブラケット)
歯の表面にブラケットと呼ばれる固定装置を装着し、ワイヤーにかかる力で、歯並びを矯正する装置です。見た目に目立つ矯正装置ですがカラーのゴムでオシャレに楽しむこともできます。
この装置の特徴
- ・装置が目立つ
- ・治療期間は標準的
- ・若干の痛みが伴う
ワイヤー矯正(クリアブラケット)
歯の表面にブラケットと呼ばれる固定装置を装着し、ワイヤーにかかる力で、歯並びを矯正する装置です。ブラケット自体が透明なので、通常よりも目立ちません。
この装置の特徴
- ・あまり目立たない
- ・治療期間は標準的
- ・若干の痛みが伴う
アクア矯正歯科クリニックでは、歯並びにお悩みのかたの様々なニーズにお応えするため ブラケットを使用しない矯正装置もご使用いただけます。
気になるワンポイントを部分的に矯正することも可能です
- 気になる部分だけを、比較的短期間で治療します
- 歯列全体の治療に比べ、治療費を抑えることができます
- お口の中の状態によっては部分矯正ではきれいな歯並びにすることが難しい場合があります
Q&A
Q. 治療期間はどのぐらいですか?
人によって、使用する装置(治療方法)によって、治療期間は異なってきますので、実際に、お口の中を拝見し、 そのどのような治療方法(治療装置)をご希望されるかにより変わってきますが、当院の患者さまの治療期間を平 均すると1年半~2年半になっています。
Q. 痛みはありますか?
痛みは個人差があります。痛くないという患者さまもいらっしゃれば、痛いとおっしゃる患者さまもいます。ただ、 矯正治療の痛みは、いわゆる我慢できない鋭い痛みではありません。鈍痛(どんつう)が装置をつけた後、2,3日ありますが、1週間もすると慣れてきます。また、薬などで対処できますので、ご安心ください。
Q. 矯正治療中の見た目が気になりますが、目立たないものはありますか?
リンガル矯正、マウスピース型矯正装置(インビザライン*薬機法未承認医薬品)以外でも、見た目をカバーする方法があります。クリアブラケットの間に通すワイヤーに「ホワイトワイヤー」を使用するオプションも可能です。ワイヤー交換時に、1回(片側)¥2,160の費用を頂いております。こちらもご検討ください。